8月26日[金]、科学部は昨日に引き続き、千葉工業大学へ校外学習に行きました。
本日は、工学部応用化学科の原口先生に『分子と分子を繋いで“輝く分子”を合成する』をテーマに講義を行っていただきました。
カードを使って分子を作るゲームや、分子模型を組み立てるワークショップを通して、「分子とはなにか」「分子と分子の繋ぎ方」を学びました。
最後に、実際に分子を合成する演示実験を見せていただき、部員たちは、光る分子に興味津々でした。
講義・実験を通して、目には見えないほど小さい「分子の世界」を体験した1日となりました。
ご協力いただいた千葉工業大学の皆様、本日は誠にありがとうございました。
以下、部員たちの感想です。
「今日の体験では、分子についてより深く知ることができました。はっきりいうと分子や原子のところは忘れてしまっていたりしたのですが、思い出すいい機会にもなりました。環状構造では頑丈になり、二重結合、三重結合では反応しやすくなるということが知れました。 身近にある薬などは有機合成化学の科学者の方々によって確立された研究の結果であり、その方々に感謝しなければいけないなと思いました。とても楽しい体験をさせていただきありがとうございました。」
「僕は分子について学んだことがなかったので不安なことが多かったけれど、千葉工大の方々が用意してくれた内容はとてもわかり易かったし、面白かったです。特に良かったと感じるところは、神経衰弱なんかのゲームを組み込んで楽しく学べるようにしていたところです。分子の記号や位置関係を勉強したことのない僕にとっては先にも活かせるいい体験になりました。また、これを機に分子やその他の科学の内容に触れてみたいと思いました。」
「最後の最後に原口先生が言っていた「化学は暗記科目ではなく、生活を変えてくれるような発明ができる学問」と聞いて「なるほど」と納得しました。確かに、高校の化学は覚えることが多いと思います。でも、暗記だけでは発明はできませんよね。それは他の学問(英語・数学etc…)にも共通することがあると思います。でも、発明だけは化学にしかできない!という言葉に衝撃を受けたとともに、感動しました。今はすべての教科が好きですが、化学をもっと好きになれるように、努力を重ねていきたいと思います。最後に、本日は本当にありがとうございました。将来の道を1つ増やしてくれて、また、希望を与えてくれてありがとうございました。これからも追求していきたいです。」
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