7月24日〔水〕、本校理科実験助手の高橋千明先生による「落下時間の測定」の実習を行いました。
手を離して床に落ちるまでの時間(落下時間)を測定する「落下タイマー」を用いて、落下時間と高さの関係について調べました。
「落下タイマー」は、高橋先生作製のオリジナル実験装置です。
実習の最後には、高さが2倍3倍になった時の高さと落下時間の関係について考察したり、落下時間から自分の身長を求めてみたりしました。
以下、部員たちの感想です。
『僕たち科学部は、今回やっていただいた落下時間の測定のような物理の実験/講義をあまりやってこなかったのでとても新鮮でした。また垂直落下の実験では、最初うまく落とすことができなかったのですが、だんだん慣れてきて最後の方は、結構正確に取り組むことができました。今回は僕たちのためにこのようなことをしていただきありがとうございました。』
『落下タイマーと聞いたとき、どんな装置なのか想像ができませんでした。最初見たら結構見た目が単純に見えて本当に1/1000秒の精度で測ることができるのか疑っていましたが、何回同じ高さから落としても、ほぼ同じ秒数を示したことに驚きました。しかも落ちる時間の2乗に4.9を掛けると落とした距離になる二次関数になることにも驚き、三年の一学期に二次関数を学習をしたためとても身近に感じられました。4m弱のところから落としても壊れずに時間を測れた耐久性にも感心しました。』
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