台湾の二つの小学校(仁愛小学校・都達小学校)から24名の児童が来日し、IGSコースの生徒たちと交流しました。
両校は台湾の原住民の一つであるセデックが多く所属する小学校で、素晴らしい伝統的なダンスを披露してくれました。最後はステージにIGSの生徒もあがり、一緒に踊って仲間になりました。
つづいてグループに分かれて校内を案内し、それぞれの文化をお互いに紹介したり、ミサンガづくりをしたりと、楽しい時間を過ごしました。お互いの共通語は英語。うまく伝わらずにもどかしい思いをした生徒もいたようですが、ジェスチャーを使いながら同じ年代どうし、次第に打ち解けていきました。ファシリテーター役として高校IGSの生徒も加わり、サポートしてくれました。
最後にカフェテリアで昼食を共にしました。短い時間でしたが、別れ際にはハグしあう姿も見られ、両校との友好が深まりました。
参加した生徒たちの振り返りをまとめます。
「最初は不安があって緊張していたけれど、意外と英語で伝わって、英語がわかんなくてもジェスチャーで伝わることがあって、すごくうれしくて楽しかったです。」
「言語が通じないだけでこんなにも気まずくなるとは思わなかった。しかも、昨日のような、交流は初めてだったので、すごく苦労した。でも、最後のお別れのときに、バスから降りてきて、抱きしめてくれたことが嬉しかった。」
「台湾の伝統の踊りなど日本との違いを目の当たりして、こんな物があったんだと、『もっと知りたい』という気持ちが大きくなった。」
「違う国の人と接することがどれだけ難しいことなのかがわかった。でも、台湾の人たちを迎えるために、少しだけど中国語を学んだので、自己紹介で中国語で言えてホッとした。」
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