八千代松陰中学校

「JICA地球ひろば」到着後、まずはワークショップに参加しました。

ナビゲーターは、青年海外協力隊として今年3月まで3年間ブータンに滞在し、柔道の普及活動に携わった、福井　勇貴さんです。福井さんは以前、県内の高校で柔道の外部指導員として活動されていたそうです。

ブータンでの福井さんの活動の様子を紹介していただいた後、SDGsをテーマにしたワークに取り組みました。4人1組でグループをつくり、各グループに与えられた課題について、3つのリソースを活用して解決策を提案する、というものでした。

【生徒の感想】

　・ワークショップとして行ったアクションカードゲームは、発展途上国が抱えている問題の対策を実際に考えてみるというもので、JICAの方々が行っている数々の支援を知ることができました。

　・わたしたちの班は「体育の時間に校庭で運動するが、石などが落ちていて足を怪我してしまう。靴を買うお金もない。」という問題でした。リソースカードは「現地の物資」「他国のボランティア」「現地の女性」を選びました。他国のボランティアから現地の物資（木、葉っぱ、天然のゴム）を履ける靴にする技術や道具を受け取り、現地の女性に食べ物を配布する代わりに靴を作って配って貰えばいいのではないかと考えました。わたしたちの生活ではないような悩みだったのでとても驚いたと同時に、今の日本での生活は豊かで「靴を履いて安全に体育ができる」というのは当たり前じゃないんだということを実感することができました。