八千代松陰中学校野球部のグラウンドには、日頃の真剣勝負の表情とは少し違う、どこか誇らしく、そして優しい表情をした部員たちの姿があります。
本校野球部では、地域で白球を追いかける小学生の皆さんやご保護者の皆様をお迎えし、中学生部員が心を込めておもてなしをする「野球部体験・交流会」を定期的に開催しています。
この体験会で一番の主役は、小学生の皆さん……そして、それを温かく迎える「中学生のお兄さんたち」です。
かつては自分たちも、小さな手でグローブを握り、大きなグラウンドに少し緊張しながらやってきた小学生でした。だからこそ部員たちは、参加してくれる小学生の気持ちが誰よりもよく分かります。
「最初は緊張するよね」 「ナイスバッティング!その調子!」 「水筒、あっちに置こうか」
指導者に言われて動くのではなく、中学生自身が「どうすれば小学生が緊張せず、笑顔で野球を楽しめるか」を一生懸命に考え、自ら寄り添い、優しく声をかけていきます。
手取り足取りキャッチボールを教える姿、目線を合わせて嬉しそうに語りかける姿には、日頃の厳しい練習の中で育まれた「優しさ」と「頼もしさ」が溢れています。
バックネット裏で見守られるご保護者の皆様からは、 「中学生のお兄さんたちが本当に優しく声をかけてくれて、子どもがとても伸び伸びと楽しんでいました」 「挨拶や礼儀はもちろん、道具を大切にする姿勢や周りへの気配りが素晴らしく、我が子もこんな中学生に育ってほしいと感じました」 といった、温かくありがたいお言葉を多数いただいております。
ただ野球の技術を教える場所ではなく、野球を通して「人としての温かさ」や「感謝の心」を学び合う場所。 グラウンドを包むアットホームな空気と、子どもたちの眩しい笑顔に、見守る大人たちも胸が熱くなるような、感動的な時間が流れています。
八千代松陰中学校野球部が長年培ってきた歴史と伝統。それは、試合の勝利だけではなく、こうして代々受け継がれてきた「人を思いやる情熱のバトン」そのものです。
憧れの眼差しで中学生を見上げる小学生と、その背中を優しく押し、自らも成長していく中学生。 一つのボールがつなぐ温かな絆と感動のドラマが、今日も松陰のグラウンドで生まれています。
野球が大好きな小学生の皆さん、そして温かく見守ってくださる保護者の皆様。 松陰野球部は、いつでも皆さんを笑顔でお待ちしています。
※本校野球部では、小学生を対象とした体験・見学会や、生徒主体によるグラウンド交流企画を行っております。部活動の雰囲気や環境についてご関心をお持ちの保護者・指導者の皆様は、どうぞお気軽に学校窓口(中学野球部顧問 前島 薫)までお問い合わせください。


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