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八千代松陰中学校

新学期の「君の名は。」

投稿日2021/4/19

入学式・始業式から、約二週間が経ちました。

新しいクラス、新しい先生、新しい場所…出会いの季節は、自己紹介の時期でもありますね。

大ヒットした映画「君の名は。」を観たことがありますか?

映画の中では、お互いの名前を知るということが、とてもドラマチックな役割を担っています。

たくさんの人に出会う時期、多くの名前と出会って、広い世界に飛び出していってほしいなと思います。

 

ところで、「君」という呼び方について、辞書でちょっと調べてみましょう。

君主、貴人への尊称、目上の人に対する敬称、敬愛する人への呼び名…

古典の世界では、「源氏の君」「紫の君」のように、男女ともに用いられています。

国会では、たとえ総理大臣でも「君」呼びになっていますね。

これは、かの吉田松陰が、松下村塾に集まった志士たちと語らう際、統一したのが始まりと言われています。

日本のこれからについて盛んに論じていた松下村塾ですが、まだ身分差があった江戸時代末期、発言する人の身分によって、位の高い人へ意見が言いづらい、ということがあったようです。

そこで松陰は、議論が妨げられないよう、敬称を統一しました。

身分に関わらず、誰しもに「君主」のように尊ぶべきものがある、という考えから「君」と呼ぶようになったそうです。

塾生でのちに初代総理大臣になった伊藤博文が、国会のルールづくりをするときにそのまま用い、それが今でも使われているようですね。

吉田松陰の考えの深さを感じさせるエピソードだなあと思います。

八千代松陰も、かつての松下村塾のように、明日を担う青少年を育てるべく、精進していきます。

今年度も、よろしくお願いいたします。

(画像は、バスバースと八重桜)

 

 

 

 

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