AEMコースは定期試験の日の午後、ガイダンスや実験を行います。
12月7日(火)は、医療ガイダンスでした。千葉大学医学部附属病院 救急科・集中治療部の柄澤先生・宮原先生をお招きして、医者という仕事・コロナ対応の実際・医学部入試・ご自分の勉強法など、多岐にわたって、お話しいただきました。医者という仕事のすばらしさ、大変さを、実際の手術の具体例などを出しながら、魅力的に語ってくださいました。
生徒は大いに熱をもらったようでした。その証拠に、質問タイムを設けたところ、次々に質問が飛び出し、最後は時間で切らざるを得ないくらいでした。
生徒の感想をいくつか。
①柄澤先生のお話で1番印象に残っていることは、今目標が持てなくても、持てたときのために今目の前にある勉強に取り組むというお話です。たまに、なんで勉強するんだろうと思うことがあったのでとても納得しました。また、宮原先生のお話で1番印象に残っていることは、才能を努力で補うというお話です。僕は最近勉強で自分って才能ないのかなと思うことがあったので感銘を受けました。これから、自分の目標に向かって目の前にあるものに全力で努力できるような人間になりたいなと思いました。
②医者のやりがいなどについても話してくださり、お金をただもらうだけでなく自分のしたいことをしてやりがいを感じながらお金をもらいたいという言葉があったが、これは医者だけでなく他の職業・学業でも同じことが言えるのではないかと思った。ただ闇雲に何の目的もなく一日を過ごしていたら自分が楽しくないし、何のためにもならないと思う。そう考えるとどんなものでもいいからやりがいを感じられるものを見つけていきたいなと思う。自分は部活もやってるし学校の中だけでも色んなやりがいを感じられると思うから、色んなやりがいを見つけて学校生活をより良いものにしたいと思った。
③自分も長い時間集中するのが苦手で、やり始めてもすぐ飽きてしまったりしてしまうので今回教えてもらった短い時間で細切りして勉強するというやり方をテストも明日で終わるし、受験勉強に生かしていきたいと思う。また宮原先生がおっしゃっていた見える努力があると勉強がやりやすい・モチベーションが上がるとおっしゃっていたので、自分なりの可視化できる勉強の仕方を見つけていきたいと思う。あとは高校での勉強が基礎になっているとも言ってたのでこの冬休みにはこれまでやったことの復習をしようかなと思った。学生時代の勉強などで培った忍耐力が今でも役に立っているとおっしゃっていたので、今辛いと感じると感じるときもあるけどそれを乗り越えて未来の自分のためにがんばりたいとおもった。
④漠然と医学部に行きたいという目標を掲げて高校生活8ヶ月を歩んできましたが、今回のガイダンスで少し意識が変わりました。もっと医学部のことを調べて、自分が本当に医学部に行きたいのか、そのためにはどうするのか考えていきたいと思います。ありがとうございました。”
⑤セミナーの帰り道に「人には与えられた役割がある」という言葉が思い浮かんだ。しかしこの言葉は真実を言い当てていないと思った。なぜなら、今日お話をしていただいた方々は与えられた役割に向かって進んだいったと言うよりも、自分で自分の役割を見出し進んでいったほうが適切だと感じたからだ。そこから考えたのは、自分には合わないとか考えて、すぐに物事を諦めるのではなく、自分の役割と考えて懸命に努力することで、自分の役割になるということだ。
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