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八千代松陰高等学校

AEM 「DNA実験」 協力:かずさDNA研究所

投稿日2022/3/9

AEMコースには、定期試験の午後、様々なセミナーがあります。

今日は 「かずさDNA研究所」のご協力の下、「理科実験(DNA化学実験)」を行いました。かずさDNA研究所の講師の先生方はリモートで指導してくださり、生徒たちは本校化学室で実験を行いました。

ALDH2(アルデヒド脱水素酵素)の遺伝子解析実験です。口腔粘膜細胞からDNAを取り出し、アルコールの分解に関わるALDH2遺伝子を解析し、お酒に強い体質か、弱い体質かがわかるという実験です。

一人ひとりゲノムのDNA配列が異なること、遺伝子解析により体質を予測できることを学びました。PCR検査の原理についても理解することができたようです。

生徒の感想をいくつか。

・今回の実験では初めてPCR法をやった。ニュースでも時折「PCR検査で〜」とかPCRという単語はたくさん聞く機会があったし、父が大学でPCR法を用いた実験をしたことがあるらしく、その話を聞いたりしてPCR法にはすごい関心を持っていたので今回実験できて良い機会になったと思う。 この前(10月)の実験ではDNAを可視化するという実験をし、DNAに関する興味が湧いていたが今回の実験でより興味をまた深めることができた。 今回はお酒(アルコール)に強いか、弱いかについてPCR法を用いて実験していたが、一番ビックリしたのはものすごい数の塩基配列の中でたった一つ違うだけでアルコールに関する耐性が大きく変わるんだということだ。小さいDNAの中にあるまた小さい塩基だから、ものすごい小さい物質なのにそれが自分の大きい体に影響を与えているということがとてもびっくりした。細胞、いやDNAという小さいものがこんなにもすごいものだったんだと思い知らされるような日に今日はなった。 あと今日実験をやってみて、中学の時の実験からは想像できないほど豪華な実験器具や小さい機械なのにすごい働きをするような実験器具を見てすごいテンションが上ったし、中学の時はmlの世界だったのが今ではμlという本当に小さい世界で実験を行っているということにかすかに自分の成長を感じた。

・遠心分離機(ちびたん)は特に偉大だと感じました。ちびたんのおかげで沈殿ができ自分の細胞を見ることができました。白かったです。ちびたんは2回程度使いました。私は実験を通してまずDNAを解析するのには大変時間がかかること、またいろいろな工程をして、やっと判定が出るということがわかった。特に最後の青色光を当ててみるというところが私的にはびっくりしました。

・この実験を通して考えたことは、現在新型コロナウィルスの流行により、PCR検査が盛んに行われていていますが、流行初期の頃では、PCR検査数が少ないというニュースを良く聞き、漠然と増やせばいいのにと考えていましたが、今回の実験で検査数は簡単に増やせるものではないなと思いました。また、科学実験と聞くとずっと研究室にこもって細かい作業をしていて、つまらなそうだという考えがありましたが、今回の実験は楽しみながらでき、結果がわかったときには達成感と充実感があり、研究することが楽しそうだなと思いました。

 

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