3月16日(水)、八千代市選挙管理委員会事務局の方をお招きして、高校1年生を対象とした講演会をオンラインにて開催しました。2022年4月より民法が改正され、成人年齢が18歳となります。2年後に選挙権を得る者としての自覚をしっかりと持たせるために、「参議院松陰県選出議員選挙」と称して立候補者と公約、演説を用意し、実際の選挙で使用する機材を選挙管理委員会からお借りして模擬投票を行いました。投票だけでなく、受付、交付、立会、開票作業と言った選挙管理委員会の仕事も生徒たちは体験しました。
以下は生徒の感想です。
・選挙を体験することは自分たちが選挙権を持つまでほとんどない機会だと思います。その中で実際の投票箱や記載台を使って自分自身が投票する立場となると、その場の緊張感であったり日本の未来を変える決定権を握っていると、ものすごく実感できました。今回の模擬選挙での立候補者が考えている政策を見ると、私が思っていたよりも知らない社会問題や初めて耳にした政治の言葉が多くありました。政治について未だ知識が足りない私たちには、立候補者の演説を聞いていても難しく、その政策で日本の未来がどう変化するのかイメージしづらくて選ぶことが難しいと思います。だからこそ、政治、経済、外交などさまざまな現状を知ることが大切であり、選挙に行くことが重要なのだとこの機会から体感することができました。有権者になるための準備として、今日感じた体験を投票するときも忘れないでおこうと思います。
・中学校では生徒会の役員を決めるときに選挙というものを体験したことがあります。その時はあまり緊張感といったものはありませんでしたが、今回はちゃんとした政党から本物の投票用紙、選挙公報があり特別な緊張感がありました。短い間で特別な経験ができたことを嬉しく思います。今は若者の投票率が低いことが問題になっています。昔の人たちが必死で手に入れた選挙権が今は18歳という年齢でかつ男女に一票ずつ与えられたこの権利を無駄にしてはいけないと思いました。必死で手に入れたこの選挙権はとても大事にしたいと思います。
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