八千代松陰高等学校

11月10日(木)、高校2年生は京都で校外学習を行いました。中学3年時の修学旅行が新型コロナウイルスの影響で中止になってしまったこの学年にとっては、2年越しの念願の京都研修です。どの生徒も、出発前からワクワクが止まらないようでした。

東京駅から新幹線に乗り、京都駅に到着です。この移動時の車内での過ごし方のルールも、生徒たちが自ら話し合って決めたものです。ほかにも、当日の行動計画や班決めなど、事前準備の段階から多くのことを生徒主体で進めてきました。

京都駅に着いたら、いよいよ班別行動開始です。地下鉄やバスを乗り継ぎ、様々な観光名所を巡りました。短い時間ではありましたが、思い思いに楽しめたようです。

実はこの京都研修は、修学旅行の事前学習の一環でもあります。現在高校2年生では、修学旅行で訪れる山口県萩市の移住人口増加プランを考案するという課題解決型ワークに取り組んでおり、今回の京都研修でも、街歩きを通して京都市の魅力や課題を発見し、のちに萩市の魅力や課題と比較していきます。

これまで、感染状況や情勢に振り回されることも多かった生徒たちですが、今回こうして無事に京都研修を実施することができ、マスク越しではありますがたくさんの笑顔があふれる一日となりました。まだまだ油断できない状況が続きますが、その中でも少しずつ日常が戻っていくことを願うばかりです。