八千代松陰高等学校

1月26日(木)の6時間目、高校2年生では、修学旅行の事前学習として取り組んでいる「萩ワーク」の発表会が行われました。約半年に渡って取り組んでいるこの「萩ワーク」は、本校の修学旅行で毎年訪れている山口県萩市の人口を増加させるためのアイデアについて、地域の抱える課題やターゲット層を明確にしながら具体的に提言していくという課題解決型のワークです。修学旅行当日は、実地調査として実際に萩市を訪問し、より現実的で現地に寄り添ったアイデアへとブラッシュアップすることを目指します。

この日は、修学旅行も目前ということで、現時点で考えている人口増加案をプレゼンテーション形式で発表しました。

今回の発表会のポイントは、オーディエンスの生徒に配布されている「フィードバックカード」です。発表後に感想や改善点などを記入して発表者に渡すことで、建設的な意見の交換へとつなげていくねらいです。カードの裏面には、”20代女性・観光業・萩市民” や “30代男性・建設業・萩市民” などの立場が記載されていて、オーディエンスはその立場になったつもりで発表を聞き、感想を記入します。 難しい設定もあったようですが、どの生徒も想像力を働かせて一生懸命考えていました。

修学旅行当日は、萩市職員の方を招いてのワークショップや、班別での市内見学を予定しています。本番まで1週間半、今後は今回受けとったフィードバックカードの内容をもとに人口増加案を再検討し、さらにアイデアを発展させていきます。八千代松陰の新しい修学旅行の中核を担うこの「萩ワーク」から、今後も目が離せません！