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八千代松陰高等学校

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2/4(土)実施 土曜講座で「世界とつながる」「ホンモノと出会う」学び①

投稿日2023/2/4

2/4(土)に実施された探究系土曜講座は、なんと14講座! オンラインで、教室で、多様な学びが展開されていました。まずは「世界とつながる」学びをご紹介します。

現在アメリカに留学している高校2年生の生徒による「アメリカ留学のリアル」。80名もの参加者を集めたこの講座、アメリカとつながって留学の中で経験したことを語ってくれました。同じ高校生のチャレンジに、参加した生徒は大いに刺激を受けているようでした。

「この講座を受けて留学についてとても興味を持ちました。私は、異なる文化の人と新しい環境で生活することは大変なことばかりだと思っていました。しかし、今回話を聞いてアメリカ留学には、日本ではできない楽しさがあったり、今ままで知らなかった新しい自分を見つけることができると分かり、留学は自分を大きく成長させることができるものなんだなと感じました。日本ではありえないようなアメリカの情報をたくさん聞くことができて勉強になりました。ずっと聞いていても飽きないとても楽しい講座でした!」(中学3年生)

いま、八千代松陰の土曜講座では、このように生徒が講師を務める講座がたくさんあります!今日はもう一つ、「あの話題作から聴覚障害を考える」も開講。手話について学びたい生徒と、手話をいま学んでいる生徒とが出会って5名のチームを結成。手話を学ぶワークショップを開催しました。教室でジェスチャーゲームなどを交えて楽しく進行したこの講座には、なんと現在カナダに留学中の高校1年生がオンライン参加。地理的な距離を超えて、八千代松陰で学びたい生徒が自由に学ぶ場になりました。

「聴覚障害者に会った時の接し方(手話のやり方)だけでなく、聴覚障害者本人の目線としての気持ちも体験できるということは自分一人で興味を持って手話を勉強していても体験できないことなので、この講座を通して手話に興味のある人たちと一緒にたくさんのことを学び、様々な目線から考えることができてとても楽しかったです。同じ学校に手話に興味を持っている人がこんなに沢山いることがとても嬉しかったです。これからももっと手話を勉強しようとより強く思いました。」(高校1年生)

今日はもう一か国、ケニアともつながりました!「国際協力というキャリア」では、NPOで海外支援をおこなう山崎琢磨さんとつながり、滞在中のケニアから国際協力に携わるキャリアについてお話しいただきました。

「事故に巻き込まれてしまってから命の尊さなどを改めて実感して今に至るという話をしていたがいつどこで人生が変わるかわからないということを実感することができた。自分は医療系に進みたくて医療に関する質問をしたが現地では医療の知識を持っている人が少ないや水が少なく清潔を保たれた医療現場がないという日本では考えられない話を聞くことができた。また自分は今まで海外に働きに行くということを考えたことがなかったがこの講座を取って考えが変わった。そして自分から挑戦するという姿勢がどの分野にも必要になるスキルだと思う。」(高校2年生)

多言語講座も八千代松陰土曜講座の魅力の一つ。今日は中国語韓国語、そしてマンツーマンレッスンの英会話講座も開かれました。大注目は「セブアノ語」講座!今春のスタディーツアーではフィリピン・セブ島を訪れますが、このセブで話されているセブアノ語を学んでみようという講座です。おそらく日本広しといえども、セブアノ語が学べる学校は八千代松陰だけではないでしょうか!? 講師の先生は日本語が話せないので、英語でセブアノ語を学ぶ講座に。結果的に参加した生徒は、セブアノ語も英語も学べます。ここで学んだことを生かして、スタディーツアーではフィリピンの子どもたちとの交流も行われる予定です。

「講師の方が明るく講座を行ってくれたので緊張せず積極的に参加することができました。英語と感覚が似ているところは多々ありましたが、微妙な違いがあり難しかったです。(中略)今年の春セブに行くとき自己紹介や挨拶などはセブアノ語で行いたいので頑張って習得しようと思います。」(高校2年生)

オンラインツールを活用することによって、「世界とつながる」学びの場はこれほど広がるのです!次の記事では、「ホンモノと出会う」学びをご紹介します。

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