こんにちは、演劇部です!
先日準備の様子をお知らせした「イマーシブシアター」の公演当日の紹介です。
準備の様子はこちら(https://www.yachiyoshoin.ac.jp/post-shs/blog-shs/23949/)
当日は澄み渡るような空!
午前中から仕込み、設営、最後の稽古を行いました。
ホールは熱気ある体育祭へ…
自習室は修学旅行の夜へ…
ホワイエは教室へ…
音響設備もばっちり!
汚しメイクもしてもらいました!
記念館が、非日常の空間へ様変わりです。
午後になって、先輩たちが到着!
先日卒業式で送り出されたばかりの43期生たち。制服を着ていないだけで、なんだか別人になったよう!
かっこいいですね!
さて、いよいよイマーシブシアターが始まります。
記念館に入ると、さっそくどこからか声が…
「誰か!助けてください!」
女の子が一人、動けなくなっています。助けるためには、謎解きが必要です!
記念館の展示から言葉を探してあてはめていきます。すると…
像の裏にアイテムを見つけました!
女の子も無事に救出!
女の子は、自分は2008年の演劇部の部員で、これから一緒に「だいほん」を探してほしいと頼みます。
快く先輩たちが引き受けると、何やら不穏な音楽が流れ出し…
「時間警察」の登場です!時空のはざまに入ってしまった部員たちを追いかけてきます!
(元陸上部の部員が担当しました。とても早くてとても怖かったです!)
「時間警察」に捕まらないよう、体育祭、修学旅行、教室と、記念館中をかけめぐり、
最後は過去にタイムスリップし2008年の演劇大会の日へ。
先輩たちを巻き込みながら、2008年の大会のリハーサルは進んでいきます。
そして終演…
久しぶりに会う先輩たちにおおはしゃぎの部員たち。
昨年度末で定年を迎えた主顧問にも、感謝の気持ちを伝えることができました。
43期生は、高1から高3までずっとコロナの影響を受け続けた世代でした。
このイマーシブシアターを通して、43期生はいろいろなものを受け取ってくれたみたいでした。
「この三年間やったことも思い出したし、とても胸がいっぱいになる体験を今日はすることができた。」
「卒業式ではなんだか実感がもてなかったけど、今、この劇を通じてやっと自分の中で思い出が溢れてきて、向き合っている。」
「私はクラスでは陽気なキャラクターではなく陰気な方で、学校では居場所を探していたけれど、こんなにこの演劇部という場があたたかく、自分を受け入れてくれる場所なんだって、気づいた。こんなに素晴らしいところなんだと、そう思いました。」
「2008年のシーンで、みんなマスクせずに普通に舞台上で会話してるのを見て涙が止まらなかった。リハーサル場面は羨ましかった。すごい生き生きしていて、豊かで、羨ましかった。」
卒業生にも現役にも、思い出深い公演となりました。
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