こんにちは、演劇部です!
8/2〜8/4まで、千葉県の演劇研修に参加しました。
演技、舞台美術、音響、照明の部門に分かれ、
二日間の研修の後、最終日に各部門から発表会を行いました!
今日はその中から、照明部門の様子を、二年生のAくんが紹介してくれます!
照明部門の一日目では座学を行いました。
座学では実際に工学院に入学した一年生が使うテキストを使い、
照明機材の灯体であるフレネルと平凸の使用用途の違いを教わり、
その他にも光の方向を変えることによってできる影を使って時間の経過を表現する方法や、
袖幕や大黒幕などの基本的な舞台機構、
そして照明バトンやローホリやアッパーなどの照明設備などの基礎的な部分を学習しました。
二日目は午前中に一日目の座学の続きを行い、
カラーフィルターという舞台の明かりに色を付けることができるものの種類の確認や、
午後に行う音響部門と協力して行う「昼から朝まで」の照明の確認を行いました。
これは、「役者が出演しない」という一風変わった演目です。
しかし、舞台の転換や音や照明の効果があって、8分程度ではありますが、
ものすごく様々なストーリーを感じさせる劇です。
午後には音響部門と合同で「昼から朝まで」のリハーサルを行い、
次の日にある本番のために備えました。
帰り際に、講師の先生方のご厚意で、様々なソースフォーのゴボを見せてもらえたのですが、
自分が今まで見たことのない様々な種類があって、照明の世界の奥深さを感じました。
三日目は、他の部門で研修をしていた生徒をお客さんにして、「昼から朝まで」を実際に上演しました。
照明班としてはチームごとにリハーサルを繰り返していたのでもう見慣れてきたころでしたが、
お客さんがいてくれると、上演が終わったあとの驚きや感動などの新鮮な反応があって、
やはり舞台はお客さんと一体になって作り上げるものなのだということが
改めてわかりました。
Copyright(c) Yachiyoshoin gakuen All Rights Reserved.