皆さん、石浦章一先生をご存知ですか。東京大学名誉教授・京都先端科学大学客員教授で、分子生物学、生化学を専門分野としていて、アルツハイマー病 、筋ジストロフィーなどについて研究されている方です。東大教授だった当時、多くの東大生が石浦先生の授業を優先して時間割を作成したそうです。そのくらい人気の授業だったということです。日本テレビ「世界一受けたい授業」にも何度か出演されています。
その石浦先生を本校にお招きし、「大学での学び」をテーマに大学模擬授業を行っていただきました。
「あれ?」と思ったときに考える姿勢の必要性を強調されていました。「自分の興味が広がる→誰かに伝える、議論する→関連があることを調べたくなる」という好循環を回していくことが大切で、こういう姿勢が総合的な学習(探求)や大学の学びに繋がっていくということでした。
探求の面白さ、奥深さ、大学の学びとの繋がりについて、具体的に良い例・悪い例を出しながら、説明してくれました。「期待する高校生像」「東京大学の特徴」「本当の頭の良さ」などについても、知的で楽しい話題や問題を織り交ぜながら、お話してくださいました。
途中途中、生徒がぐっと惹きつけられるのが、後ろで見ていてよくわかりました。生徒たちは、知的な興味をくすぐられ、大きな刺激を受けているようでした。
最後に質問タイムを設けましたが、質問の手が挙がり続けました・・・。
石浦先生、ありがとうございました。
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