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八千代松陰高等学校

AEM2年 東邦大学 出張講座

投稿日2025/3/13
今回は,東邦大学 理学部 情報科学科 の豊田先生にお越し頂き,
 「データ科学は社会を豊かにするのか?」
という題目でご講演をいただきました。
 
 講演会では,まずデータ科学に関する紹介から始まり,データ科学が様々な分野で活用されて,私たちの生活に大きな影響を与えていることをご説明いただきました。
 特に,データ科学が単なるデータの収集や分析にとどまらず,社会の課題解決にどのように役立っているのかについて詳しく説明がありました。

 統計学や機械学習,人工知能(AI)の活用事例を交えながら,データ科学が現代社会の発展に欠かせない分野であることが強調されました。

 また,身近な事例を交えながら,データ科学によってどのようなことを調べることができるようになるのか説明して頂き,生徒たちは興味深く聞き入っていました。

 講演後の質疑応答では,生徒から
 「人間がAIよりも優れている点は何か」
 「大学生や講師の先生は,普段生成AIをどのような利用しているのか」
といった質問が寄せられ,講師の先生から丁寧に回答をいただきました。
 
 今回の講演を通じて,生徒たちはデータ科学の重要性を実感し,将来の学び方,生きていく上での新たな視点を得ることができたのではないかと思います。
 本校では,今後もこのような学びの機会を提供し,生徒たちの探究心を育んでいきたいと考えています。
 
以下では,生徒の感想を紹介します。
<生徒の感想①>
 AIは新しいものを創り出せないのか?
という事について、僕はAIに感情があったとしてもできないと考える。
しかし、感情をコントロールする脳があればAIでも新しいものを創り出せると考える。
なぜならば「嬉しい」「悲しい」などの単なる感情だけでは感じるだけで次の行動に移せないからだ。
 感情をコントロールすることができれば、自らそれを表現しようとすることで、新しい何かを創り出せるのではないか。
 つまりは人間と AIは 感情の差で区別されているとも 言える。
 そんな感情をいつかAIが獲得してしまうと人間とAIの区別がつかなくなりそうで恐ろしいと考える。
<生徒の感想②>
 今日の講座で、私は、特にデータの重要性とAIの付き合い方について考えさせられたと感じました。
 データの重要性については、個人のサービスをより良いものに しようと.サービス側が情報集めると、個人が特定・識別される可能性も高くなり、個人のサービスと個人の識別は、紙一重であると驚きました。 
 またAIとの付き合い方について ハルシネーションに気をつけながら使わないといけないなと思いました。
 自分がある程度知識をもっていたり、知らないことや、構成を考えることについては使えると思ったのですが、調べ物をするときは、使うとしても、そこから、情報の裏をとったり、あくまで仮定として考えるだと思い ました。
ドラえもんについて.小さいころからロボットとの付き合い方やそれによる教訓を知っているので、ある程度日本人は、付き合い方を知っているのだと思いました。
とはいえ、アニメと現実は別と思う人もいるので改めて考える必要があると思いました。
批判的思考力というものも、どれくらい身についているかはわからないですが考えるということを大事にして、創造力を養っていきたいと思いました。

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