2025年5月10日(土)は前回に引き続き、多くの探求系講座を開講しました。
以下、行われた6つの講座をご紹介します。
① 鍛冶体験ワークショップ ~鉄と火が生み出す美~
伝統的な鉄鍛冶の技術を体験するワークショップが開催されました。参加者は金属工芸の魅力と奥深さに触れ、鉄と火を使ったものづくりの過程を体験し、伝統工芸の技術と美しさを学ぶ貴重な機会となりました。
感想
「鍛冶職人はやっぱり少なくなっていっていること、なかなか若い世代がいないこととか大変なこともあるけれど金属に惹かれたっていう話には共感できたし、実際に打ててとても楽しかった。」
「鉄の扱い方や鍛冶の詳しいことをよく知れました。将来に鍛冶屋をやるという夢が一つ増えたような気がします。」
② インフラにおける技術と人の役割 ~新幹線、風力・太陽光事業の経験を踏まえて~
新幹線や再生可能エネルギー事業に携わった経験を持つ講師による講座では、インフラ整備における技術と人の関わりについて学びました。大規模プロジェクトの裏側や、技術者としての責任と挑戦についての話を通じて、社会基盤を支える仕事の重要性とやりがいを実感できる講座でした。
感想
「新幹線を造る工程での工夫や事故が起きた時の対策など、いろいろなところに気を使っているということを知れてすごいなと思いました。」
③ 模擬国連にチャレンジ! ~児童労働問題を考える~
国連の会議を模した模擬国連の形式で、児童労働問題について各国の立場から議論する講座が行われました。参加者は各国の大使になりきり、国益や文化的背景を考慮しながら解決策を提案することで、国際問題への理解と交渉力を養いました。
感想
「児童労働が発展途上国には多くあって苦しい思いをしていると思うと、自分たちがどれだけ恵まれているかを知ることができた。」
「今まで他の国について考える機会があまりなくてできるか不安だったけど、うまくできたと思う。他の国について考える機会にもなって楽しかった。」
④ 音楽と社会 ~音楽人類学入門~
この講座では、音楽と社会の関係性を探る「音楽人類学」の視点から、音楽が人々の生活や文化にどのように影響を与えているかを学びました。音楽学と文化人類学の知見を交えた講義とディスカッションを通じて、音楽の多様な役割について考察しました。
感想
「音楽というものが社会にどのような影響を与えているのかということや、音楽の歴史について詳しく説明してくださったのでとてもわかりやすかったです。」
「ロックの創業者が複数いることに驚いた。」
⑤ ギターの魅力 ~音楽の世界への第一歩~
ギターの基本的な構え方やピックの持ち方、チューニング方法から始まり、簡単なコードやメロディの演奏方法を学ぶ講座が開かれました。初心者でも取り組みやすい内容で、参加者はギターの楽しさと奥深さを体験することができました。
感想
「生で聞くと迫力が違って、とても感動しました!!自分も弾けるようになりたいと思いました。」
「本当にいいギターはコードを一つ引くだけでも音の深みがすごいと思いました。自分もカッティングが好きなので、上手い人の演奏が聞けてよかったです。」
⑥はじめての中国語 ~発音と文化の入門~
中国語の基礎的な発音や簡単なあいさつ表現を学びながら、中国の文化や習慣についても紹介する講座が行われました。声調の違いや発音練習を通じて、中国語の面白さと難しさに触れるとともに、異文化理解を深めました。
感想
「中国語の発音の難しさに驚いたけど、ゲームや会話練習を通して楽しく学べました。」
「“你好”だけでなく、“谢谢”“再见”なども自信をもって言えるようになりました。中国の食文化の話も印象的でした。」
⑦ 陶芸・絵付け教室 ~自分だけの器を作ろう~
陶芸の基本技法である手びねりや、素焼きの器への絵付けを体験する講座が行われました。参加者は、自分の手で形を作り、自由に絵を描くことで、ものづくりの楽しさと創造性を実感しました。
感想
「日頃、なかなかできない陶芸体験に参加し、とても丁寧に教えていただいたおかげで、よい作品を作ることができた。また参加したい」
これらの講座を通じて、多様な分野の知識や技能を学び、自らの興味や将来の進路について考える貴重な機会となりました。
他にも、英語検定対策講座ではオンラインでのスピーキング対策も行いました。
次回の土曜講座も、さらなる学びと発見を提供していきます!
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