11日間にわたる研修を終え、無事に帰国しました。振り返れば、長いようであっという間の時間でした。研修期間中は誰一人体調を崩すことなく、毎日が学びと発見にあふれた、充実した時間となりました。
出発前に一人ひとりが自分なりの目的と目標を胸に、この研修に臨みました。そして実際にアメリカを訪れ、英語で「食べ物を注文する」「買い物をする」「ホストファミリーと会話をする」といった教室の外でのリアルな日常場面を体験しました。多くの生徒が「思っていたよりも自分の言葉や思いが伝わった」「相手の言っていることが何となく理解できた」といった手応えを感じた一方で、「もっと細かく伝えたかったのに言葉が出てこなかった」「相手の言っている全てを理解するのは難しかった」といったもどかしさも同時に味わっていました。
もちろん、この短期間で英語力が飛躍的に伸びたわけではないと思います。しかし、自分の英語がどこまで通じるのかを実践の中で確かめられたことは、何ものにも代えがたい貴重な経験だったと思います。また、ホームステイという形でアメリカの家庭に入り、生活を共にしたことで、文化や価値観の違いを肌で感じることができました。インターネットや書物で得る情報と、実際に自分の目で見て、耳で聞き、体験するーーー「現地で本物に触れる」ーーーことの間には大きな違いがあります。
「Culture(文化)」はラテン語の「colere(耕す)」に由来し、「cultivate(耕す)」と同じ語源を持ちます。今回の研修で、生徒たちは自らの考え方や世界の見方を“耕す”ことができたのではないでしょうか。
この体験が、新たな視点と豊かな心の土壌を育み、これからの人生の糧となっていくことを願っています。
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