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八千代松陰高等学校

高校2年 AEM SAP 10日目

投稿日2025/7/17

10日目です。予定を確認すると、本日も充実した一日になりそうです。

午前中、大学内にあるサイエンスセンター(Science Center)、いわゆる自然科学系の実験棟を見学しました。中に入ると生物学の教授が歓迎してくださり、施設を色々歩いて紹介されるのかな・・・と思っていたら、案内された実験室のテーブルにマイクロピペット、何かの試薬が置かれていました。どうやら施設の紹介だけでなく、簡単な実験をさせてくださるようです!実験内容はDAPIという試薬を用いてがん細胞のDNAを染色し、紫外線を当てて観察するというもの。生徒達は英語でマイクロピペットの操作方法や、実験の流れについて説明を受け、質問をしながら作業を進めていきました。また、教授は大腸がん、卵巣がん、骨がんのそれぞれの細胞も顕微鏡で見せてくださり、その形の違いを観察させてくれました。ここまでが恐らく教授が用意してくださったもので、十分に私たちの好奇心を掻き立てるものだったのですが、生徒達の積極性がこの講義を更に発展させていきました。がん細胞の形が特徴的である理由や、教授の研究内容など、教授を囲んで質問攻めにする生徒達。話は広がり、黒板を用いて教授のミニレクチャーが始まります。その後は教授のラボまで見学させていただき、とても貴重な時間を過ごすことができました。受け身で教わるのではなく、指導者から「引き出す」積極的な学びは、もう当たり前の姿ですね。

午後は車でダンカーク・ライトハウス(Dunkirk Lighthouse)を訪れました。1826年創設という長い歴史を持ち、五大湖沿岸で最も古い灯台のひとつです。灯台を登ってエリー湖(五大湖の一つ)の絶景を眺めることができますが、それはこの施設を訪れる一つの目的に過ぎません。多くの貴重な資料がみられる博物館も併設されていて、航海の安全確保を担ったり、戦時中の敵活動の監視拠点であったりしたその歴史を学ぶことができます。そして驚いたのが、ダンカーク・ライトハウスのツアーガイドの方の雄弁な解説です。問いかけることで生徒達を巻き込み、解説を進める様子はまるで一つの「講義」でした。それもそのはず、後で聞いたところ、このガイドの方はフレドニア校で定年まで教鞭を執られていた、歴史学の教授の方だったようです。あまりに贅沢なツアーガイドでしたね。

運転をされていた講師の方のアイデアで、寮に戻る途中にエリー湖のビーチに寄ることに。車を降りて、談笑しながらビーチを散策する生徒達。しかし耳を傾けると、「これって淡水だよね?」「湖でも波がこんなにあるんだね、なんでだろう?」「淡水だからサメみたいな危険な魚はいないかも。でも本当に危険な生物はいないのかな?」などといった会話が聞こえます。常に頭を働かせるその姿勢、Very Goodだね!

夕食後、19時半から、サマーキャンプに参加していた現地の高校生たちと交流会が行われました。本校の生徒12人と、現地の生徒が25人。用意されたレクリエーションを共に楽しみ、はじめの緊張感はどこへやら、次第にお互いの名前を呼び合い、友情を深めていました。20時半の終了を予定していたのですが、「One more time!」を繰り返す生徒達。気付けば時間は21時半を過ぎていました。レクリエーション終了後は共に写真を撮ったり、インスタグラムを交換している様子。現地の生徒達との交流は、文字通り「大満足」とのことです。

プレゼンの本番は明後日です。いよいよ準備も大詰めですが、まずはゆっくり寝て、疲れを癒して欲しいと思います。

本日はこれにて終了いたします。明日もどうぞよろしくお願いいたします。

以下は生徒の日記です!

「H!!
Today, we are going to go to the Science Center.
We can meet with student and faculty researchers and learn about their experiments.

We have learned about art, music, or science today. I would like to know more about studying mathematics and engineering.」

「I have no time for the presentation!
Good night!!」

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