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八千代松陰高等学校

高校2年 AEM SAP 14~15日目

投稿日2025/7/21

帰国の日、土曜日の朝、バスで大学を出発しました。集合時間は朝の5時20分。もちろん身支度を済ませ、荷物を全部持った状態で、です。多少の不安はありましたが、全員時間通りに集合できました(Good!)。昨夜は寮のキッチンルームで、アメリカ最後の夜を共に楽しんだようです。少し不便さもあった「寮での共同生活」も、もうなくなるのだと思うと、少し寂しい気もしますね(気のせいかな?)。まずはバスでバッファロー空港へ、そして飛行機でデトロイトに行き、昼食を食べ、デトロイト空港から日本へ向かいます。

長時間のフライトを経て、ついに日本に到着しました。飛行機を降りて出迎えの人が手を振っているのを見ると、帰ってきたのだという実感が湧き、とても安心しますよね。お迎えに来てくださった方々、ありがとうございました。

この2週間の研修で、「プレゼンテーションスキル」を軸としながら、様々なアクティビティに参加してフレドニアという地域を理解したり、地元の高校生と友好を深めたりと、ここでは表現しきれないほどの経験を積んだ生徒達。生徒達は「本当にあっという間でした」と口を揃えて言います。「あっという間」という表現は、このようなときによく使われる日本語ですよね。脳が取り込む情報量が多かったり楽しいと感じたりしたときに、私たちが時間を短く感じることは、気のせいではなく、脳科学的に説明がつくことなんだそうです。生徒達が感じた「あっという間」はまさに、充実した2週間を過ごした証拠と言えるでしょう。帰国後に生徒達がどのような歩みを進めていくのか、楽しみでなりませんね。

これにて、研修の記録は終了となります。最後は生徒の振り返りをもって、締めさせていただきます。

Thank you for joining us on this journey. This may be the last post, but the memories will live on!

生徒の感想(複数の生徒のもの)

「SAPを経て、どのように成長できた?」

・行動するハードルが下がった。人に話しかけたり質問することがアメリカでは普通だということが分かったからこれからも、継続できるようにする。アメリカの人と話して、目的をしっかりもつことが大切だと再確認した。話しかけるときに英語を勉強していることを伝えると、単語の使い方とかを指摘してくれた。スピーチの授業を通して、ほかの人間がどう感じるかを考えて、目的を達成するためにどうしたらいいか考える事が重要だとわかった。

・もちろん環境のおかげもあるけど、人とコミュニケーションを取ろうという姿勢が強くなった。あまり人と話すのが得意じゃないけど、最後の方は先生に質問をしてみたり話しかけに行ったりして、できるだけ話すように心がけた。

・SAP前と後で比べて、外国の人に自分から話しかけることが以前よりできるようになった。これは学習に関する質問だけでなく、先生が教室に入ってきた時に、’Hi!’と挨拶をしたり、仲良くなった友達に’How are you?’と訪ねたりと、とても簡単なことが、できるようになった。

「SAP全体に対する感想」

私は2週間アメリカに滞在したことでいくつかのことに気づき、その気付きを得られて良かったと思いました。

・アメリカの人は背が高いひと、体つきが大きい人が多い。特に、友だちになった、私よりも歳上だと思っていた人は全員年下だった。なにげに一番予想外のことだった。子供の平均身長が日本よりずっと高いことにとても驚いた。

・アメリカ人同士は性別関係なく親しく会話をする。日本だと例えばクラスで男女で親しく会話をすることが少ないが外国のクラスメートたちはそのような壁を感じさせず、言いたいことを言い合って楽しんでいる様子を伺えた。これは日本人はどこか距離があることを大きく感じさせられた。

・猫がすくない。リスや鹿がいる。これは地域差もあると思うが、アメリカの国土の広さ、自然の豊かさを感じた。

・街並みが美しい。フレドニアの街並みはとても見応えがあり、塀がなく庭も広く、人と人とが繋がりやすい仕組みだと思った。

・食文化は想像以上に糖をとる習慣があることを知った。飲み物、カップケーキ、ヨーグルト、サンドイッチまで、何からなにまで全体的に糖質が多いのを感じた。あと、スナックがお弁当に入っていることにも驚いた。栄養バランスを考えているのか気になった。アメリカにも栄養管理士のような人はいるはずなので、その職業とアメリカの繋がりも気になった。

・意外と英語は早口で聞き取れない。外国の友達同士の会話でよく感じたことだが、普通の会話も、早口で言うので聞き取れないことがあった。また、私の’’Are you free now?” ’’Do you have time?” も、聞き取れてもらえず、自分の発音不足を痛感した。

私が外国の人と話すうえで一番大事だと思った気づきは、言語は、相手と繋がりを妨げる壁ではなくて、相手と繋がりをつくるツールであるべきだということだ。英語がわからないから、言語が違うから相手に思いが伝わらない。ではなく、言語が違うことは当たり前だと受け入れたうえで、言語は、相手と会話をし、思いを伝える、仲良くなりたい、繋がりたいと思える人と繋がることができるツールだと捉えるべきだと気付いた。これは私が外国の友達を作って数日後に気づいたことだ。

SAPに行って、自分の英語能力、コミュニケーション力、積極性がすべて完璧になった、と言われると現実そんな甘い話ではなかった。少なくとも私は、課題点が多く見つかった。それをこの2週間で直すことはできなかった。例えば積極性。先述したように、私は何人かの外国人の友だちができて、会話を何日も行い、より親しい友人になりたいと思った。しかし、実際話す機会があっても、今はいいやと思ってしまったり、話しかけるのに躊躇してしまったりした。これは2週間立っても直らなかった。親しい友人になりたいと言っておきながら、そのような態度を相手に取ってしまったことが悔しく、相手に申し訳ない気持ちになった。少なくとも私は、積極性は2週間で改善できるほど簡単なものではないと気づいた。日頃から積極性を上げるために意識することが大事だと思い知らされた。

また、日本語に頼ってしまった時があったのも反省点だ。伝わらない、分からなかったときはとてもつらくさみしいと感じる部分もあった。しかし、私はそのような同じ気持ちを現地の人にもしていたのだ。具体的に言うと、先生が質問して分からなかったときに友達と日本語で相談したり、移動時間の時に友達と日本語で少し会話してしまった。先生は生徒12人に対して基本1人、2人で教えてくださった。この状況で私達が日本語を話せば、会話に入りづらいと考えるだろう。私は無意識のうちに日本語で話すことで、話しかけないでという壁を作っていた。これは前半で気づいたことなので後半は改善が見られた。今回で普段の日本の授業のALTの授業でも先生に対して同じことをしていたことに気づいた。なので今後はALTの先生にたくさん話しかけようと思う。この気づきは今後とても大事なことだと思った。

私はこれで外国人との交流を終わりにしたくないし、自分の能力をこれからも高めていきたい。そのためには英語には毎日触れることが大事だと思う。なぜなら英語のスキルは急にはあがらず、少しずつ得られるものだと実感したからだ。また、自分の今回の反省を次で生かせるように、日本でできる最大限の努力をしていきたいと思う。そしてそれが、今後の大学での生活や将来の職業のキャリアに大きくつながればと思う。

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