この3月に卒業した石井一君(富里中学出身→順天堂大学進学)が、3月26日に順天堂大学学内記録会10000mに出場し、千葉県高校歴代2番目の記録となる28分58秒54でゴールしました。
この記録達成にはいくつかの要因がありますが、そのなかで彼の素晴らしいところを2つ紹介しようと思います。
一つ目は「やるべきことを理解し、地道に努力し続けたこと」。中学時代は一日に予選と決勝など2本のレースが行われる場合、その多くは2本目に実力を発揮することができませんでした。それを入学から2年間かけ克服しました。特に高2では、高1の5000mベストタイムを更新することができませんでしたが、育成方針を理解して取り組んでくれました(記録を更新できずストレスは相当あったと思います)。
二つ目は「準備を怠らなかったこと」。新型コロナウイルスの影響で卒業の日も十分なお祝いもできず、集団での練習も出来ない日がすでに約1ヶ月続いていますが、気持ちを切らさず準備し続けた精神的強さが彼にはあります。仮に記録会で失敗しても言い訳はできたはずですが、現状のなか、工夫と最大限の努力の成果だと思います。
なお、3月31日までは本校在籍となりますので、この記録は「松陰記録」更新となります。
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