今年から48期生の進学コースで導入された探究支援アプリ『クアリア』には、初日から生徒たちの瑞々しい「興味の種」が続々と集まっています。
生徒たちがクアリアにアップしたマインドマップやジャーナルを覗くと、そのバリエーションの豊かさに驚かされます。
「寝る時間が長いと身長も高くなるのか?」という自身の成長への疑問。
「コロナ禍でサービス業はどう変化したのか?ディズニーの入園制限から考える」という社会的な鋭い視点。
「電気自動車の普及率が低いのはなぜ?航続距離の問題か?」という技術への関心。
「正解」を書くのではなく、今の自分が「本当に不思議だと思っていること」を言葉にする。教室のあちこちで、自分の内面と向き合う真剣な、そして楽しそうな表情が見られました。
本校が大切にしているのは、大学入試や社会で求められる「深い言語化能力」です。しかし、最初から完璧な文章を書く必要はありません。
今回、生徒たちはクアリアの「いつもの投稿」機能を使い、
事実(何に興味を持ったか)
意見(なぜそれが気になるのか)
内省(調べてみて、自分の考えはどう変わったか) という「3つの階層」を意識した記録に挑戦しました。
ある生徒は、「犬や外国語というワードを出したら、共通する問いが出てきたのが面白かった」と、思考が繋がっていく瞬間の喜びを綴っていました。別の生徒は、「日常の中で不思議に思ったことを羅列しているだけだが、いずれは方向性を定めたい」と、迷いさえも前向きに記録しています。
この泥臭い試行錯誤のプロセスこそが、将来の「志望理由書」や「活動報告書」を書く際の、誰にも真似できない最強のネタ帳になります。
「クアリア(主観的な質感)」を大切に。 八千代松陰の卒業レポートは、生徒一人ひとりの個性を尊重しながら、教員・AIアプリがワンチームでその伴走を続けていきます。
始まったばかりの、長く、そしてエキサイティングな探究の旅。 生徒たちがどんな「自分だけの答え」に辿り着くのか、ぜひ温かく見守ってください。

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