2025/6/25、中学IGSコース2年生は、校内でJCP事前学習会を開催しました。
JCPとは、ジャパン・チャレンジ・プログラム(Japan Challenge Program)の略称です。
中学2年生は、学年の最後に京都奈良への修学旅行に出かけますが、そのための事前準備として京都や奈良の伝統や歴史を学び、現地での実地研修をさらに充実させていこうとする取り組みです。
本日は、㈱SUN Realityより、西條康介氏をゲスト講師にお迎えしました。
まず、私たちのこれからの未来を考えてみました。医療や物流、情報や言語の壁を越えた社会など、人間と動物のコミュニケーションにも触れました。
次に、そんな社会で暮らしていく私たちにとって、京都や奈良の歴史や文化にはどんな魅力や工夫があるのか、これから先の未来を考えながらグループごとに話し合いました。
国宝のお寺も3Dデジタル上で見学させていただきました。屏風に描かれた迫力満点の虎や、お寺の天井に描かれている極彩色の仏法世界にも見入っていました。
最後に、京都や奈良の街並みや寺社仏閣をSDGsと絡めながら、どのような取り組みが考えられるのか、斬新なアイデアがたくさん出ました!
以下、生徒たちの振り返りです。とても鋭く考察していました。彼らの成長とともに、これから続く事前学習がますます楽しみになりました!!乞うご期待です!
・今日の授業を受ける前までは京都のまちや歴史に興味がなかったり、あまり知らなかったりしたけど、授業を受けてとても興味が湧いたし、京都に行くのがさらに楽しみになりました。
今回は京都にあるSDGsについて考えたけど、自分ができることを考えたり実際にやってみたりなどSDGsについても考えを深めていきたいと思いました。
・京都とSDGsを絡めた視点で見ることは初めてだったので、とても楽しかったです。そして、家の素材(天然由来の材料)や、屋根の(高い方の家の屋根を長くして、水が入らないようにして家が腐らないようにする)仕組みなど、新しい発見があり、タメになる授業でした。アバター後でやってみたいと思います。
・今日は京都の事前学習と聞いていたが、まさかSDGsに深く関わってくるとは思わなかった。京都の町並みは普通だと思っていたが、一軒一軒が協力して建物が傷まないように屋根を工夫したり、お座敷に床の間を置いて飾ってお客さんを迎えたりするなど風習を大切にしていることがとてもわかった。お寺やお坊さんを守るための調べ学習をした。先生はとても優しくて面白かった、次が楽しみです。今日はありがとうございました。
・今日のJCPの事前学習で学び気付いたことは、先生や親などの世代の人たちは情報時代で、私達が大人になる時代は創造時代になり今のように機械だけに頼るんじゃなくて、AIや人が一緒に共存のようなことをして機械やAIなども使い生活に組み込ませることがわかった。京都のことでは京都の町並みや家の構造などを紹介してもらって全てSDGsと関係してることがわかって良かった。
あとLRコースと違いクラス替えがなくて、これからずっと一緒にいる仲間だけど、京都奈良に行くときは去年の一泊研修やベトナム研修のときのように自分たちで協力し合って修学旅行も乗り越えていきたいと思いました。
・京都でもSDGsを意識した取り組みをしているということに少し驚いた。コンビニの話で納得したのは、たしかにカラフルなロはいろいろな色の住宅街にあったら映えるけど、京都の木造建築で色がほとんど黒・茶色・白の外観にはコンビニのカラフルな色合いは合わないなと思った。細かいことだけど観光客からすると見た目はその国の印象にも繋がりかねないのでとても大事なことだと感じた。
・今京都では、京町家がだんだん減っていっていることを知りました。京町家とは、土や石、木材など、とても環境に良いもので作られていて、大切なものだけど減っていて大変な問題だなと思った。京町家はSDGsにつながることがわかりました。そのことから、私は、環境や建築の新たな選択肢につながると思いました。例えば、京町家で使われている、光の使い方や、雨が入ってこないようにする方法を使って、昼は、電気をつけずに、住める、コンクリートの代わりに土を使って、CO2排出量を少なくするなどできるから良いなと思いました。
・今回は京都のことについて学ぶ事ができました。京都の町では、東西の列は条、南北の列は坊といい、まつりのときに鉾が通るため、通りに電線がない。京都では、店舗・仕事場と住居が一体となってる。問題となっているのは、京都市の京町家の数が年々減っていっていて、7年で5602軒減ってしまっていることが課題。その課題をどのようにしたら解決するのか。その原因は高齢化の問題が関わっていると思います。そのことを今後も考えていきたいです。一年間を通して、京都のことについて詳しく知って、京都に行きたいです。
・最初に見た20XX年の動画では医療の場面、タクシーが無人で自動運転をしている場面、同時通訳で様々な国の人たちと会話をする場面、疑似体験、視界に映像を映している場面など様々な場面で技術が紹介されていました。私はこの中で視界の中に映像を映せるという技術が気になりました。コンタクトレンズをつければその場にいなくてもいろいろな体験が可能になり、できることが格段に増えるからです。このような技術が世の中に浸透し、当たり前になる未来は楽しみでもありますが、もしそのような技術が搭載されている機械などが使えなくなってしまったら、私達は何もできなくなってしまうかもしれない、そんな未来を想像すると、少しぞっとします。
次に紹介していただいた京都の町並みは様々な工夫の上に成り立っているということがわかりました。建物が傷まないようにする工夫や、資源を無駄にしないように入れ替えや再利用が簡単でたくさんのSDGs項目に関わっていること、京町家の造りも知ることができました。実際に京都に行くときは、西條さんに教えていただいた丸竹夷の歌を覚えて道に迷わないように行動したいです。
西本願寺のVRでは実際に西本願寺の中を散策しているような体験ができました。西本願寺の壁に描かれていた虎は小頭で私達が知っている虎とは少し印象が違い、面白かったです。
JCP事前学習初回でとても興味深いお話が聞けて楽しかったです。ありがとうございました。
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