八千代松陰中学校

八千代松陰中学校野球部　42期生の軌跡

関東大会1勝、県総体準優勝――誇り高き夏

　八千代松陰中学校野球部42期生は、この夏、学校史に新たな足跡を刻みました。
　7月の総合体育大会千葉県大会において、激戦を勝ち抜き準優勝。その勢いのまま挑んだ8月の関東大会では、初戦で見事な1勝を挙げ、八千代松陰中としての最高到達点を更新しました。

　令和７年度関東中学校体育大会　第５０回関東中学校軟式野球大会

　思えば3年前――少し大きめのユニフォームに袖を通し、ぎこちないキャッチボールから始まった42期生の物語。雨の日も風の日も、泥だらけになりながらノックを受け、仲間と声を掛け合い、ただ白球を追い続ける日々でした。敗戦の悔しさに肩を落とし、勝利の喜びに涙を浮かべ、そしてまた練習へと向かう。その積み重ねこそが、この夏の躍進を支える土台となりました。

　関東大会の白星は、試合に出た選手だけの成果ではありません。ベンチで声を枯らし続けた仲間、日々の送迎や食事の支度、ユニフォームの洗濯など惜しみない支援を注いでくださった保護者の皆様、学業と両立できるよう温かく見守ってくださった学校関係者の皆様――そのすべてが一つに重なり、チームを押し上げました。

　42期生は、勝敗を超えた価値を私たちに示してくれました。それは、仲間を信じる力、逆境を越える粘り、そして最後まで諦めない不屈の闘志です。彼らが残したレガシーは、下級生たちの胸に確かに息づき、八千代松陰中学校野球部の未来を照らし続けます。

　三年間の努力と挑戦に、心からの敬意と感謝を贈ります。
　42期生諸君、君たちはこの夏、八千代松陰の歴史を変えた。誇りを胸に、それぞれの新たなステージでも、自らの限界に挑み続けてください。

八千代松陰中学校野球部スタッフ一同