八千代松陰中学校

■ 国際社会の「今」を学ぶ一日

10月15日（火）、中学1年特進コースの生徒たちは、日本貿易振興機構（JETRO）アジア経済研究所を訪問しました。

今回のテーマは「ベトナムから世界を知る」。アジアの中でも著しい経済発展を遂げているベトナムを題材に、文化的背景や歴史、他国との比較を通して国際社会の構造を学びました。

■ 研究者による講演で、視野が一気に広がる

講演では、アジア経済研究所の研究者の方からベトナムの発展を支える産業構造や、日本との関わりについてわかりやすくお話しいただきました。

生徒たちは「ニュースで見ていた国の話が、自分たちの生活ともつながっている」と感じ、熱心にメモを取りながら耳を傾けていました。

質疑応答の場面では、「なぜベトナムの経済の中心地と政治の中心地が離れている理由はなぜか？」「少子高齢化の現状は？」「社会保障制度と税負担はどのような仕組みになっていて、経済成長にどのような影響を与えているか？」などの質問も飛び交い、学びの意欲があふれる時間となりました。

■ 図書館ツアーで、学びの現場を体感

講演後は、アジア経済研究所内の図書館を見学させていただきました。

世界各国の経済やビジネスに関する資料が整然と並ぶ空間に、生徒たちは興味津々。

「実際にこんなに多くの情報が集まっているなんて知らなかった」「もっと世界のことを調べてみたい」といった声が聞かれました。

■ 学びを、これからの探究へ

今回の校外学習を通じて、生徒たちは“世界を知ることの面白さ”に気づきました。

自分たちの生活が国際社会とつながっていることを実感し、「もっと学びたい」という新たな意欲が芽生えたようです。

今後の探究学習でも、この経験が大きな力となることでしょう！