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八千代松陰中学校

中学野球部 震災に想いを寄せて

投稿日2026/3/11

【鎮魂と成長】白球を追い、歴史を刻む——震災から15年、中学野球部が繋ぐ未来へのバトン

3月11日。春の足音が聞こえ始めた球場。

午後2時46分。練習の手を止め、ベンチ前に整列した中学1年生たちが、静かに目を閉じます。

■ 繰り返される「あの日」と、向き合うべき現実

今から15年前のこの時間。

当時もこの球場では、先輩たちが白球を追っていました。突如として牙を剥いた大地。

日本は、世界の陸地面積のわずか0.4%に過ぎない小国でありながら、世界の災害の約20%が集中する、類を見ない「災害大国」です。

私たちは、災害と共に生き、これまでも、これからも、この宿命と向き合い続けていかなければなりません。

黙祷の沈黙の中にあったのは、犠牲者への哀悼と、いつか必ず来る「その時」へ備える強い覚悟でした。

■ 2年生不在の期間が育んだ「自立」

この数日間、2年生は修学旅行のため不在でした。

1年生だけでの活動。当初は心細さも見え隠れしていましたが、彼らはこの期間、見違えるほどの変容を遂げました。

指示を待つのではなく、自ら考え、声を掛け合う。 誰かが苦しければ、誰かがカバーに入る。

先輩の背中に頼れない環境が、彼らの中に眠っていた「責任感」と「精神的な強さ」を呼び覚ましました。

■ 明日、全学年合流へ

明日、修学旅行を終えた2年生がグラウンドに戻ってきます。

一回り大きく成長した1年生と、新たな知見を得て帰ってくる2年生。

両者が合流したとき、このチームはさらなる高みへと進むでしょう。

野球を通じて、社会を知り、精神を研ぎ澄ます。

中学野球という学び場が、単なるスポーツの枠を超え、社会的かつ精神的に豊かな場所であることを、私たちはこれからも発信し続けます。

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