7/19(水)のIGSセミナーでは横浜薬科大学 放射線科学研究室 教授 加藤真介 氏と日本原子力文化財団の方々をお招きして『放射線に関する講義と実習』を行なっていただきました。
講義では「放射線とは何か」「放射線の基礎知識(種類・性質・身近な利用)」、「放射線量と人体への影響」について学びました。また,その後の実習では「霧箱による放射線の飛跡の観察」や、放射線測定器を使って実際に「自然放射線量」「放射線源からの距離と線量の関係、遮へい板の種類による線量の違い 」を調べました。
以下、受講した生徒の感想です。
『今回の放射線講義に参加して本当に良かったと感じました。放射線は今まではあまり身近に感じていなくて、特別に興味を持って接することもなかったのですが、今回実際に直接自分の目で確かめて体験することでまた1つ新しい世界に出会えた気がします。まだ知らない新しいことを知る楽しみが、また1つ増えました! これから放射線の単元を学ぶときが楽しみになりました。』
『ぼんやりとした知識しか無かった放射線について、何がもとになって放出されるのかや、α線やβ線、γ線の違いをそれぞれ知ることができて良い経験となりました。後半の実験では、そもそも「放射線を計測する」というのが初めてだったから、貴重な経験となりました。どの素材が一番放射線を通すのかを知識として知ってはいましたが、データで見ることができて面白かったです。とても有意義な時間になりました。』
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