今回は,本校の卒業生でもある蛭川さんにいらして頂き,生徒に向けてご講演いただきました。
生徒たちは大学進学のために日々勉強に励んでいますが,今回のセミナーでは大学卒業後の社会人像について,じっくりと考える時間となりました。
なりたい自分に近づくために,どんな職業を選択するのか,どんな仕事を創り出すのか,その準備としてどんな大学に行くのか,進路選択は迷うことの連続です。でも,じっくりと自分の内面と向き合って選択することが大切です。
これからの進路選択のための土台作りとなった,有意義な時間になったことと思います。
生徒の感想を紹介します。
<生徒の感想①>
大学決めをするときは,偏差値や競争率などの入るまでの過程ばかりを気にしていたため,将来の理想を考えた上で進路を決めるのは新鮮で楽しかった。なりたい社会人像を考えると止まらなくて,自分が思っていた以上に理想が高いことがわかった。班の人や友達と共有する上で,ほとんどの人はいかに充実させるかについて考えていることに気づいた。自分もそうだったが,細かい働き方やプライベート面で何をどうしたいかまで考えていたため,誰でもどれだけ充実させたいかを筆頭に考えるのだなと感じた。また,大学に入ることが目標になっていて,大学でどのようなことをするか,バイトはどうするかなどは深く考えられていなかったため,そこについて考えるのは良い機会になった。
今回のセミナーを通して,目先のことだけを考えて進路を決めることは,将来の自分になって不利になることが改めてよくわかった。進路を決めるにはやはり調べて知ることからだと思うため,残りの時間を有効活用したい。また,理想を書き出すことで自分の知らなかった自分を知ることができたため,そこも活用したい。
<生徒の感想②>
今回のセミナーは,班の人と話し合う機会が多くて,自分の考えを共有したり,他人の意見を聴くことができて,有意義な時間を過ごすことができました。事前学習の段階では,自分のなりたいものや,やりたいことが漠然としか決まっていなかったけれど,なりたい社会人像について考えていく上で,自分がどのような人物に憧れているのかとかをまとめることができました。
僕は一緒に生活していて心地よい人に憧れていることがわかったので,大学では色々な人と交流を深めることができるような学部に入れるように試行錯誤していきたいです。
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