2月15日の土曜講座は、なんといっても45期3年生有志による「卒業レポート発表会」が白眉でした!
本校における探究(課題研究)の終着点が、3年生で取り組む「卒業レポート」。先行研究を踏まえつつ、独自の視点による実験や調査を加え、その成果をまとめました。発表会はポスター発表形式でおこなわれ、多くの質疑応答が交わされたのが印象的でした。後輩たちにとって、これからの学校生活での探究のイメージをわかせるものになったのだと思います。
生徒のコメント「先輩方が本当に様々な興味を持ったテーマで発表をしてくださったので、自分の卒レポのテーマの参考になりました。発表の内容についてはあまり自分が考えたことがないことだったのでどの発表も惹かれました。詳しいことはメモを取りながら聞けたので良かったです。また、どの発表もテーマ、仮説、調査、結論と順序立てられていたのでわかりやすかったです。これも自分が卒レポを書くときに意識しようと思いました。」
保護者のコメント「娘が、進路も卒レポも興味あることが多岐に渡りすぎて何に絞ればいいかわからないと言うのもあり、一緒に参加させていただきました。ご本人の熱意ある説明と取り組みを実際感じられたことがかなり娘にとってプラスになったのと、生徒目線で親身に相談に乗ってもらえ、進路のこともさらに具体的に前向きに思えるようになったようで、とてもありがたい企画でした。子供たちやサポートしてくださる先生方は大変でしょうが、高校生の時点でたくさん考えてここまで仕上げられるようになる機会があることに、改めて松陰高校への信頼が高まりました。皆さんの卒レポ、とても着眼点や過程が面白かったので、10分ずつでは足りないくらい私としても楽しい時間を過ごすことができました。」
プログラミングの講座もおこなわれました。「ドローン操縦体験」では、パソコンからトイドローンにプログラムを認識させ、飛行させるというワークショップがおこなわれました。「ホームページづくり」の講座は、43期卒業生が講師となり、ホームページをつくる基礎・基本から、みっちり教えてもらいました。
生徒のコメント「実際に授業で使用しているPythonを利用したプログラムでドローンを飛ばせてとてもおもしろかった。ボタン操作で動くのも不思議だし、実際動かして見ると誤差が出たり、アクシデントがあったりしたが、楽しかった。ドローンを使っての空撮をしたいのでこの講座で得たことを活かして行きたいと思った。旅行や趣味、将来の仕事で使いたいです。」
多くの運動部の生徒が参加した「筋肉深掘りワークショップ」では、ふだん若いからこそ身体を酷使することの多い生徒たちが、身体の使い方、リラックスのさせ方を学び、驚きと学びが広がったようです。学んだことを自分のパフォーマンス向上に生かしてもらえればと思います。
生徒のコメント「筋肉や関節の理解を深める事によって一つ一つの運動やストレッチの質が違うことを学ぶことができました。呼吸法などでも体の疲れ具合やリラックス効果が違うことがしれて普段の生活にも役立つことがわかりました。講座では実際に施術をしてくださってほんとうにこうかがあるものなんだとびっくりしました。学んだことを活かして部活や普段の生活に役立てたいです。」
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