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八千代松陰中学校

土曜講座 4/19講座紹介

投稿日2025/4/22

4月19日(土)、八千代松陰にて今年度最初の土曜講座が開催されました。今年度第1回目となる講座。生徒たちは春休みを終え、学年も新しく始まるタイミングで、貴重な学びの機会を活かすために積極的に参加しました。この日は、各分野で興味深い内容が揃い、参加者はそれぞれ異なる学びを得ることができました。

①筋肉深堀りワークショップ
日頃の運動や部活動の中で感じている「ちょっとした違和感」や「疲れの取れにくさ」について、体の仕組みから解決のヒントをもらえる実践的な講座でした。

【生徒の感想】 「自分の身体と、ちゃんと向き合えた時間でした」 「まず、自分の体の状態について知ることができてよかったです。自分の体の使い方やマッサージ方法を実際にやってみたいと思いました。普段から疑問に思っていたことを直接聞くことができ、しっかり理解できたのもよかったです。今日学んだことを家族にも伝えて、みんなで健康な体を目指していけたらいいなと思います。」

 

②「インドネシアから学ぶ食文化と宗教」
食を通じて他者の文化や信仰と向き合うことで、自分自身の考え方にも新しい視点が加わる——そんな気づきが詰まった時間になりました。なによりこの講座は、高校3年生の生徒が主催したものです!立命館アジア太平洋大学様のご協力のもと、世界とつながる講座となりました。

【生徒の感想】「インドネシアやモンゴルの人たちが、宗教や文化の理由で普段どんな食生活を送っているのかを、実際に聞くことができてとても興味深かったです。『断食したら太ることもある』という話や、食べられないものの代わりにどんな栄養をとっているのかなど、これまで考えたこともなかった視点に驚きました。日本の食文化と比べることで、自分たちの食生活のありがたさにも気づくことができました。」

 

③AI×医薬品開発 ~創薬の未来をのぞく~
薬ができるまでのプロセスの中に、AIとビッグデータという“目に見えないツール”がどのように活躍しているのかを、製薬会社の現場からリアルに学ぶことができた本講座。将来を考える上で、「理系=実験」だけではなく、データサイエンスやAIの視点も大切だと気づけたという声が多く聞かれました。

【生徒の感想】「今回の講座で、AIが医薬品の開発にも使われていることを知り、AI=プログラミングやロボットだけじゃないということに驚きました。製薬会社での具体的な仕事の流れや、どんなデータを使ってAIが働いているのかということを、実際の事例とともに聞けてとてもわかりやすかったです。特に印象的だったのは、AIが薬の候補を見つけるスピードが、これまでとは比べものにならないほど速くなっているという点でした。医療の進化に、AIがこんなにも関わっていることに感動しました。将来、医療や科学の分野に進みたいと思っているので、AIの知識もこれからは必要だと実感しました。」

④世界のことばを旅しよう ~ハングル編~  ハングルをわかりやすく学べ、楽しみながら韓国文化の魅力について学べる講座でした。3時間連続の講座でしたが、参加者の方が集中して講座を受けている様子が印象的でした。

【生徒の感想】「少しハングルは知っていたつもりでしたが、“ハングル”が『韓国語の文字の名前』であることや、仕組みの意味までは詳しく知らず、今回の講座で楽しく学ぶことができました。ハングルには“偉大なる文字”という意味があると知って驚きましたし、母音が天地人(・、ー、l)を表し、子音が口の形を模しているという点も、形にしっかり意味があるとわかって納得できました。講座では、班でのハングルゲームや、自分の好きな言葉をハングルで書いてみるアクティビティもあり、話を聞くだけでなく実際に体験しながら学べたのでとても楽しかったです。また、キーボードでハングルを打つ方法など、普段気になっていたことも実際に教えてもらえて嬉しかったです。講師の先生が明るく、説明もわかりやすくて、プリントのデザインも可愛らしく、もっとハングルについて知りたいと思える、とても良い経験になりました。」

 

これからも、「世界とつながる」「ホンモノに出会う」土曜講座の学びの場にご期待ください。

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