研修最終日を迎えました。金曜日の朝です。昨日はぐっすり眠れたようで、スッキリとした表情で食堂に来る生徒が多いように感じました。なかには、「昨日の自分のプレゼン、反省点を挙げてみたのですが、見てもらえますか?」と訪ねてくる生徒もいて、切り替えの早さと行動力に成長を感じます。
朝食後、この研修で最後の講義が始まりました。講師の方による、昨日のプレゼンテーションの振り返りがテーマでした。講師の方はまず、「私からどのようなフィードバックを求めるか、2分間で2つ考えなさい」と指示しました。受動的な姿勢は許されず、自ら成長することを促す姿勢が強く感じられます。それぞれがマンツーマンでじっくりと対話し、講師の方からフィードバックを得ました。また、全員に対するコメントとしては、「聴衆をトピックに惹きつけるイントロダクションの出来の良さ」と、「緊張のコントロール、ジェスチャーやアイコンタクト、抑揚といった点でまだまだ成長できる」といった点が主な内容でした。講義後は、得たフィードバックをお互いに共有して、反省を更に深めていた様子。「日本に帰ってからどこかでプレゼンする時間をもらえないですか?」と複数の生徒から嬉しい依頼もあり、焦点はもう次の挑戦にあるのだと分かります。もちろんいいですよ!Go for it!
昼食のため食堂に向かうと、嬉しいサプライズが待っていました。交流を深めた現地の高校生たちから、「Tシャツ」をプレゼントされたのです!すぐに全員着て、記念撮影です。明日帰国する私たちを見送ってくれたようですね。現地の高校生達を引率するスタッフの方からは、また是非来年も交流会をやりましょうとの声が。八千代松陰とアメリカを繋ぐ架け橋がまた一つ、誕生した瞬間でした。
昼食後は長めの自由時間。生徒達は荷物を整理したり、図書館を利用したり、バスケットボールで遊んだりと、各自が残りのアメリカでの生活を締めくくるように楽しんでいました。
夜、最後のプログラムとして、希望者でクラシック演奏会を鑑賞しました。音楽教育の名門であるここ、フレドニア校の学生が演奏者でしたが、聞くと、この演奏会は学生達にとっては試験でもあるようです。厳かな雰囲気のなかで、思わず聞き入ってしまうような演奏でした。帰り道には「初めてのクラシックだったけど、予想よりずっと力強くて印象が変わりました。」という声も。最後の夜にまた一つ、貴重な体験と発見が得られましたね。
これにてAEM4期生の「SAP」、全プログラムが終了しました。明日の朝はいよいよ日本に向けて大学を発ちます。朝は全ての準備を済ませて5時20分に集合、もちろん遅刻は厳禁です!きっと大丈夫だと信じて、本日の記録を終了することとします。
以下は生徒の日記です!
「Hi guys.
I am very very sorry to slack off.
Yesterday, we finished a presentation.
I felt I lacked the time for practice.
I think other students of presentation are more good. So please look at the movie.
All of us did our best!
Anyway, I experienced many different things.
I wanna talk to more, but I should get up at 4 a.m. tomorrow👺
If you come to school during summer vacation, let’s meet the time!
Have a good summer vacation!」
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