8月4日〔月〕・5日〔日〕、国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都・代々木)で開催された「AJEMUN(全国中高教育模擬国連大会)」に、中学生2名、高校生6名が参加しました。
AJEMUN(全国中高教育模擬国連大会)」とは、「高校生の 高校生による 高校生のための 模擬国連大会」というスローガンのもと、全国から集まった高校生が国連の会議を模倣して行う活動です。参加者は各国の大使になりきり、実際の国連会議と同様に、議題について調査・分析し、自国の政策を立案、議論や交渉を行います。模擬国連を通じて、国際問題への理解を深め、交渉力、討論力、問題解決能力、パブリックスピーキング能力、語学力などを養うことができます。
今回のテーマは、「AIと軍事」でした。このテーマは身近なテーマでもありますが、AIの活用のメリット、デメリットがある中で、AIを軍事的利用をするべきなのか、しないべきなのかで意見は分かれます。それぞれにメリットやデメリットがあり、各国の大使は国益のために意見を伝えたり、考え方の同じ国の大使で意見をまとめたりしました。
今回の模擬国連では、中学生の議場も設けられており、中学生も高校生と同様に積極的に活動を行っていました。
参加した生徒は、1日目の午前中はなかなか自分たちから意見を発言することができませんでしたが、時間が経つにつれて、自分たちと同じ考え方の大使と交流したり、グループで討議して多くの国同士の理解を得るために議論を交わしました。
今回の模擬国連は、分析力、問題解決能力、討論力などが向上させることができた良い機会になったかと思います。今後の学校生活にも今回培った能力を積極的に活用することに期待しています。
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