高校2年生を対象とした総合学習の一環として、「萩創生アワード決勝」を実施しました。本取り組みは、修学旅行を単なる学校行事として終わらせるのではなく、学びとして深化させる探究型学習プログラムとして構成されたものです。
生徒たちは修学旅行前から、吉田松陰ゆかりの地である山口県萩市について事前学習に取り組み、歴史・文化・観光資源・地域課題などを多角的に調査しながら、「萩の新しい価値創造」をテーマに班ごとの探究活動を進めてきました。単なる知識の習得にとどまらず、地域の課題をどのように捉え、どのような価値提案ができるかを考える思考型学習として展開されました。
修学旅行で萩市を訪問した際には、「萩ワークとして」現地の方々を前に、事前学習をもとに各班で作成したプレゼンテーションを実施しました。実社会の担い手に向けて発信するという経験を通して、生徒たちは「伝える力」「構成力」「社会との接続」の重要性を実感し、学びが現実社会と結びつく手応えを体験しました。
修学旅行後には、発表内容を振り返り、構成や説得力、視点の妥当性などを再検討しながらプレゼンテーションの修正・改善を重ねました。その探究活動の集大成として「萩創生アワード決勝」が2月17日(火)5,6限に実施されました。
決勝前日には各クラス内で代表班を選出し、決勝当日の朝には準決勝を行って学年代表9チームに絞り込みました。段階的な選考プロセスを経ることで、生徒たちは自分たちの考えや提案を、より分かりやすく、より説得力のある形で伝えるにはどうすればよいかを考えながら、内容の質、構成力、表現力、説得力を磨き上げていきました。
決勝当日は、萩市の方々と本校卒業生を審査員としてお迎えし、決勝に進出した9チームの発表について審査・講評をしていただきました。来校された萩市の方々には、決勝に進出した9チームの発表をご覧いただき、地域の視点と社会的視点、そして先輩としての視点から、貴重な評価と助言が寄せられました。
決勝に進出した9チームの発表は、いずれも非常に完成度が高く、発想力・分析力・プレゼンテーション力のすべてにおいて優れた、素晴らしい発表ばかりでした。生徒一人ひとりが積み重ねてきた探究の成果が、会場全体に強く伝わる時間となりました。
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