3/10(火)13時より3時間、本校にてAEMセミナーを実施しました。本講演は、昨年10/16(木)に実施した講演に引き続き、教育系YouTubeチャンネル「PASSLABO」に関わる講師の方々をお招きして行われたものです。受験勉強における効果的な学習方法や英語力向上をテーマに、生徒に向けて実践的な講義をしていただきました。
講演の前半では、早稲田大学政治経済学部に在学する水島叶翔さんより、脳の記憶の仕組みに基づいた学習方法についてお話しいただきました。人間の記憶は単なる暗記よりも、意味や背景と結びついた「ストーリー」として理解することで長期的に定着しやすくなるという点が紹介されました。身近な例として信号機の色の並び順が取り上げられ、生徒たちは記憶と理解の関係について興味深く学んでいました。また、語彙学習の例として
literal / literate / literacy / literary / literature
といった単語を取り上げ、語源やイメージを関連づけて覚えることで効率的に語彙を増やす方法についても紹介されました。
続いて、東京大学に現役合格した岡本和樹さんからは、「模試の活用方法」について講義が行われました。模試は単に受験するだけではなく、その前後の取り組みを含めて学習に生かすことが重要であると強調されました。具体的には、模試を「模試前・模試中・模試後」の三つの段階に分けて考える学習法が紹介されました。模試前には学習内容や目標を整理し、模試中には解答の根拠が曖昧な問題に印をつけておくこと、模試後には間違えた原因を分析しながら復習することが重要であると説明され、生徒たちは模試の効果的な活用方法について理解を深めていました。
続いて、広島大学出身で教育事業に携わる安仲敏輝さんからは、「SUNDAYテスト」と呼ばれる学習習慣について紹介がありました。これは、1週間の学習の中で間違えた単語や公式などを蓄積し、日曜日に小テスト形式でまとめて復習するという方法です。日々の学習で生まれた課題を定期的に振り返ることで知識を確実に定着させることができるという点が強調され、生徒たちは継続的な復習の重要性について改めて考える機会となりました。
講演の後半では、再び水島さんによる英作文の講義が行われました。自由英作文では、「自分が本当に言いたいこと」と「自分が英語で表現できること」を意識して構成を考えることが重要であると説明がありました。また、入試に対応するためには日頃から汎用的に使える表現を蓄積しておくことが有効であることも紹介されました。
講義の中では、生徒が4人1組となり、「お金で幸せは買えるか」というテーマについて英語で意見を書くグループワークも行われました。互いに意見を出し合いながら60~80語の英作文を作成する活動を通して、生徒たちは英語で考え、表現することの難しさと面白さを体験していました。
今回の講演では、それぞれの講師の方々から、受験勉強における具体的な学習方法について多くの示唆をいただきました。生徒たちにとって、「何を学ぶか」だけでなく「どのように学ぶか」という学習方法の重要性について考える貴重な機会となりました。今回得た学びを今後の学習に生かし、主体的に学習を進めていくことを期待しています。
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