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八千代松陰高等学校

【IGS・AEM】高校1年 探究活動 報告会 2.29 + 1年間の総括

投稿日2024/3/4

探究活動の総括として、今学期の総合学習最終授業を実施しました。

3回目の活動報告会でしたが、ミニ発表会というスタートでしたが、各生徒の発表はとても充実していました。立派でした。

以下、各生徒や先生方からのコメントを原文のまま載せさせていただきますのでご覧ください。

来年度は、特進コースの他学年とも活動の交流が深まります。ますます楽しくなりそうです!

【良かったこと】
(生徒1)図や写真などを多く使って聞き手が想像しやすくなるようにできた.

(生徒2)関連資料を多く集められた関係で、発表時間を余すことなく仕えた.

(生徒3)自分の知らないことをたくさん知れたお陰で、多くのことに興味がわいた.

(生徒4)同じ資料を見ても人それぞれ全然違う課題を考えていて,難しい問いではあったけど自分とは違う新しい視点からの考えをたくさん知ることができたこと.

(生徒5)相手の目を見て、発表ができた.

(生徒6)聴衆に発表後に意見、質問など参加する姿勢が見られたこと.

(教員)正しい探究の学習・教育を施すことによって,生徒はこちらの想定を上回る成長を見せることを実感した.与えられた課題ではなく,生徒たちが自分の内側と向き合って問いを見つけたり,社会課題を見出す活動は非常に意義深かったと思われる.

(教員)初期のクラスの課題であった「他クラスの知らない人との交流をプラスに考えない」ということも、昨日の発表を見ていると克服できているように感じられた.

【改善したいこと】
(生徒7)調べた量が少なかったので考察といえるほどまとめることができなかった.もう少し順番を考えて発表したい.

(生徒8)発表をするうえで、話し方、落ち着いてかまずに目を見て話せるように心がけ、相手の発表には積極的に質問反応をしたい.

(生徒9)資料やグラフについては、端的に述べるべきだったし、日本国内のデータばかりに偏ってしまった.

(生徒10)資料を細かく見ておらず,別の資料と見比べた時に誤差が生じて,立てた問いがあまり問いとして考えられなくなったこと.

(生徒11)発表の技術面、特に話し方、口調は改善できると感じたが、提示している資料が良いものなら、話すときには抑揚などが必要だと感じた.

(教員)自分の高校生の頃の総合学習とは大きく様変わりしたため,どの程度の思考レベルを生徒に要求してよいものか,見極めることが難しいと感じた.また,問いの発見へのプロセスに行き詰まる生徒にどこまで手を差し伸べてよいものか迷った.自分自身のファシリテーションスキルの不足を痛感した.

(教員)今回のプレゼンに向けて、PDFとなっている本格的な論文を印刷して読み込んでいた生徒もいる中で、だれが書いたか分からないようなブログのようなサイトばかりで出典を集めている生徒もいたのではないだろうか.

 

【総括】
(生徒12)今回の発表を通して,発表の仕方についていくつかの課題点がでてきたので,その部分を修正して分かりやすく聞き手に伝えられるようにしたい.

(生徒13)時間が限られている中で主張の根拠となる資料を集めることができたのは成果だったが、海外のデータにはじゅうぶん目を通せず、日本国内だけで完結してしまったので、次回はこの点をよりグローバルにしてゆきたい.

(生徒14)SDGsという難しい問いを考える中で,問いについて直接考えるだけでなく,その年代,地域などの資料を見比べて様々な方向からアプローチしていくことが大切だと感じた.

(生徒15)この1年間、他の人の発表や意見に触れることができてとても有意義だった. ただ、自分の発表やスライドにはまだまだ課題が残っており、来年度に向けてしっかり見直したい.

(生徒16)回数を重ね、問いを立てたり、まとめることになれたからか、前回よりもかなり質の高い発表になっていたと感じた.

(生徒17)事前準備の時点では、資料の収集や結論のつけ方に多くの人が手こずっていたが、発表当日は各々の意見をまとめることができていたため、今後の取り組みにつながる成長があったと思う.

(教員)今年度は学校内外を問わず,多くの発表の場に立ち会う機会を頂いたが,高校1年生でこれだけの発表ができるのかと驚かされるばかりであった.「答えのない問い」という言葉が世の中に浸透してから久しい.答えありきの教育にならないよう,学校の中の様々な教育場面で生徒に考えさせる機会を増やす必要があると考えさせられた.

(教員)1年間の成長を感じられる締めくくりとなり、「問いを立てる」練習を繰り返し、来年度以降の卒レポ作成にも積極的に臨ませたい.

(教員)準備段階では本当に発表できるのか心配だったが、当日は立派に発表をしていた.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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