9月20日、いよいよ最終回を迎えた次世代ワークショップ。本日は3日目、最終発表の回となります。
さっそくですが、参加した生徒たちのコメントを紹介します。
◆昨日はみんなの考えてきた意見をまとめて、発表会をしました。短い時間の中でアイデアをより良くしたり、いろんな方からお話を聞いてまとめたり、頭の中で文章を考えたりと今までに自分があまりやったことのない活動で難しく感じることが多かったです。ですが、班の中で協力し、なんとか時間内に終わらせて発表することができて良かったです。実は、私がこの3日目のワークショップで特に嬉しいことがありました。それは自分が出したアイデアが思っていたよりも賛成してくれたり、肯定してくれる人が多かったことです。最初はあまりにも非現実的なのではないかなとアイデアを出すことをためらっていましたが、出してみたところ班の人はもちろん、講師の方である相馬さん、視覚障害をお持ちの高橋さんからも「すごく面白いアイデアでそこから新しい言語が作れるのではないか?」「そういったものができると助かりますね。」と言っていただいて話がどんどん広がっていきました。自分の考えてきたアイデアがこんなにも広がって「良いアイデアだね」と沢山の方に言ってもらえたのは初めての経験だったので、すごく嬉しかったです。このような経験からいくら斬新すぎている発想でもためらわずにどんどん意見を共有していくべきなんだなと強く感じました。最後に、私はこの3日間のワークショップを通して自分には無かった考え方だったり、知らなかった視点、人との関わり方など様々な方面から成長することができました。そして、学びも沢山ありました。特に今までにない新しい製品を開発するには奇抜で斬新なドラえもんの世界のように考える、という考え方が大切でそこから社会に誰かを助けることができる物が生まれるんだということが印象に強く残っています。まだまだ足りない能力が私にはたくさんあるのでもっともっと他のワークショップに参加して自分を高めていきたいと思います。
◇今回のワークショップでは、アイデアを形にして発表して、そのあとに講評を貰って、さらにそのアイデアを深めていって、改善した点を最後に発表するという形で行われた。最初の発表では、前回までに考えた発表のアイデアをさらに深めていって、具体的なメリットや、課題に対してどのようにアプローチしたのかをまとめて、現状→理想→解決策と言う順番で発表した。最終発表では、講評を生かしてなんとか形にできたものを伝えられたと思う。
今回で合計3日間のワークショップが終わったが、達成感もありつつ、なんかこれで終わってしまうんだなという、少し寂しいような感じもした。一番印象に残っているのは、初日の障害が社会の側にあるという講義。それがあったから解決策を考えていく上でやることが明確になったし、面白かった。活動を通してグループのメンバーや、他のメンバーとも仲良くなれて、いろいろな話ができた。時間ができたらどこかに行こうという話もあって、楽しかったし、参加してよかったなと思えた。そこで思ったのは、グループのメンバーがそれぞれ別の県や学校だったからこそ、いろいろ違った意見が出るし、より協調していこうと思えて、議論も活発になっていたと思う。修了書に書いてあった個人に対しての講評が、自分を見てくれているんだなと感じて嬉しかった。
本当に楽しかったし、得られたものもたくさんあったワークショップでした。この経験を生かして次に向かって進みます。
◆計3日間の素晴らしい学びになりました。
自分が印象に残っているのは、”ユニバーサルデザイン”についてです。今まで聞いたことある言葉だがボヤッとしていた印象でした。しかし、実際に課題を見つけて解決作のプロンプトをチームで作成していく過程で、言葉の定義だけではない”ユニバーサルデザイン”の意義を理解することができました。
最終発表では、みんなの前に立って自分のチームのデザインを発表→ブラッシュアップ→発表とアドバイスを貰いながらより良い物にしていきました。
この経験を活かして、”デザイン思考”や”ユニバーサルデザイン”を活用し世の中により良い貢献ができるようになりたいと思います。
多くの学びを得て、自信に変えることができたようですね。
みなさんのこれからの活躍がますます楽しみです。引き続き、頑張りましょう!
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