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八千代松陰中学校

科学部 『国立天文台講演会“ふれあい天文学“』

投稿日2024/12/14

12月11日[水]、国立天文台天文情報センター石垣島天文台室長の花山秀和先生をお招きし『南の島の天文台と星空、そして宇宙』と題して講演会を実施し、沖縄県の石垣島の星空には、全天で21個ある1等星がすべて見えることや街明かりが少なく天の川が見える、といった特徴を説明していただきました。石垣島天文台では、九州沖縄で最大となる口径105cmむりかぶし望遠鏡による太陽系天体などの観測研究が推進されている。南の島の星空紹介とともに、石垣島天文台の活動や成果の概要を説明していただき、国立天文台が開発した4次元デジタル宇宙ビューワー「Mitaka」を用いて太陽系、天の川銀河、宇宙の大規模構造など、科学的に理解されている最新の宇宙の姿を紹介していただきました。

花山秀和先生をはじめ、ご協力いただいた皆様、貴重な機会をありがとうございました。

以下、生徒の感想です。

むりかぶり望遠鏡や石垣島からの星の見え方、広大な宇宙の全貌についての講演がとても興味深かった。とくにむりかぶり望遠鏡が馴染み深い望遠鏡のかたちとかなり異なっていて驚いた。天文部にあるようなちいさな望遠鏡とは違って口径105cmの望遠鏡はより鮮明に星が見えるとのことなので、いつか大型の望遠鏡で星の観察をしたいと思った。 また、緯度が低い地域では星が見やすいという知識はあったが、日本国内でもあんなに空の見え方が変わるのは驚きだった。 月虹やグリーンフラッシュなどの現象は観察したことがないのでいつかみてみたい。

ずっと前から宇宙に興味があり、動画や本などで学んでいました。でも、恒星の中では鉄までしかできないというのは知りませんでした。あと、ずっと気になっていた望遠鏡から出る光は待機によるブレを補修するものだと知ってびっくりしました。ちなみに僕は家に望遠用があり、時々木星や土星を最近は見ています。父親がこの前カメラを貸してくれたので、鮮明に月の表面を写せるようにできました。火星は最近見ていないので、今週末に見てみようと思います。火星の赤いのは観測できたのですが、上と下にある白いところはまだ見れていないので、カメラで白い部分を見れるか試して見ます。

天文について深く学ぶことができました。石垣島には2つの天文台があり、日本にある天文台のうちの六分の一の天文台数を占めているそうです。また、石垣島では街灯が少ないため天の川を肉眼で見ることができ、大気が安定していて星の瞬きが鮮明に見えるそうです。南十字星が4つとも肉眼で見えるそうです。また、グリーンフラッシュが時々見えたり、月虹という月の光で虹が出る現象があるそうです。また、むりかぶし望遠鏡という人間の瞳の150倍の大きな鏡を使って星を見ることができるそうです。今回は、星の種類や宇宙について、天文についてとても深く学ぶことができました。今回はわざわざ講義をしていただき、本当にありがとうございました。(今度は生で星や星座を見てみたいです!)

 

 

 

 

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